渡会・綾乃（b74204）　　ヤドリギ使い×魔剣士

6月26日生まれのかに座　早坂キャンパス　高校２年５組
身長：156.6cm　　スタイル：細身
瞳：黒 　　髪：黒 　　肌：普通


　なんでもある程度そつなくこなせる才女ではあるが、料理を筆頭に、家事全般が奇跡的なほどできないどこかで見たような気もする残念な子。
　代々学園近くにある森に根付くヤドリギ使いの魔女の家系で、彼女も当然、そうなるように知識を与えられてきた。
　学園の内情（能力者が集まる場所ということ）を偶然知ったことをきっかけに、家も近いということで入学を許された。小学校・中学校には通っていないが、親の教育で私立中学校卒業レベルの知識は既に与えられていた。
　恭一とは従姉弟の関係（恭一の母親が綾乃の母親の姉）ではあるが、幼いころから数えてもあまり多くは会ったことがない。とはいえ、あまり恋愛感情的なものはないようだ。
　詠唱兵器は渡会家に代々受け継がれてきた日本刀『音無』『雲切』の二本。流派は「緑光流」と呼ばれる、植物を操りながら剣を振るうというヤドリギ使いの能力を以て成り立つ、すでに途絶えた剣術。



緑光流について

　今から14代前の渡会家当主、渡会・成柾が完成させた、植物の生命エネルギーを自らの力とし、剣術を以て戦うという特殊な剣術。ただ、あまりに型外れで、あまりに強力なその戦い方を周囲は異端とし、成柾は一族を追い出された。その後、緑光流は禁忌の剣術とされ、渡会家の裏歴史となった過去を持つ。
　しかし、成柾が遺した『緑光之秘伝』という緑光流剣術について事細かに書かれた本を最近になって綾乃が発見、聖杯戦争を経て、さらなる力を身につけるべく、綾乃は成柾の遺した刀で、今では渡会家の家宝となっていた『音無』と『雲切』を手にし、緑光流剣術を修業し始めることに決め、再び世に現れることとなった。

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