PBW(プレイ・バイ・ウェブ)『シルバーレイン』のキャラクターブログです。
わからない人にはわからないかも…。
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綾乃が聖杯戦争後、渡会の森に帰って家宝の刀を継承した時の話。
ちなみに綾乃の家族構成は両親と祖母との四人家族です。お父さんは入り婿だったりします。
※おばあさんの発言には地方的な方言が含まれています。できるだけ少なく、わかりやすくしたつもりではありますが、わからなければご一報ください。
ちなみに綾乃の家族構成は両親と祖母との四人家族です。お父さんは入り婿だったりします。
※おばあさんの発言には地方的な方言が含まれています。できるだけ少なく、わかりやすくしたつもりではありますが、わからなければご一報ください。
その日の鎌倉の夜は、少しだけ寒かった。
私は、森の中を一人、黙々と歩いていた。明りは持っていない。長年親しんできた植物たちが私を奥へ導いてくれるから、そんなものは必要ない。
やがて、人の住む家が放つ明かりが見えた。帰ってきたのだ、渡会の屋敷に。
私の家は代々ヤドリギ使いの力を継承し続けている能力者の家系だ。自然を知り、自然と共に生きる。家を囲む周囲の森も、私達にとっては家族のようなものだ。
「――で、なんしに帰ってきよったんね」
幽玄の間――渡会家当主の部屋で、現当主であり私の祖母、渡会 志乃は出会いがしらにそう言い放った。
その眼光は老いてなお鋭く、老練ぶりがうかがい知れる。この人と対峙するにはいつも勇気が必要だった。そして今も。私は平静を装いながら、わざわざ一カ月ぶりに舞い戻ってきたわけを話す。
「この渡会家の家宝――『音無』『雲切』をいただきたく参上しました、おばあさま」
刹那。渡会の当主はその眼光をひときわ鋭くし、私にさらなる威圧を向けた。
「綾乃、おんしゃ本気で言うとんか?まさか、おんしゃもあの異端者、渡会 成柾と同じ道を歩みたいと言うんか!?」
場を支配するほどの威圧。怖い。だが、ここで引き下がるわけにはいかない。私の決心は、そんなにヤワなものなんかじゃないんだ。
「お言葉ですがおばあさま、13代前渡会家当主成柾様は、歴代のどの当主よりも強大な力の持ち主だったと聞きます。私は、先の戦争を通じ、自らの力不足を恥じました。だからこそ、欲しいのです。渡会の誰よりも強い力を。これから先、襲い来る災厄から大切な人を護るために。それに、私はその力の欠片をもう手にしている」
言って、懐から一冊の本を取り出す。成柾が著したという自らの剣術の秘伝が書かれた本。きっとこの人なら、これを見ればこちらの意図は理解できるはず、後は目の前の当主がどんな判断を下すか。
「……おんしゃの言いたいことはわかった。じゃが綾乃よ、強大すぎる力は自己の破滅すらまねかねん。それに耐えうる覚悟はあるか?」
「……はい」
「ならば、明日の朝、仙宮まできんしゃい。試練を与えよう。……おんしゃには、ちと早いかもわからんが」
――よし、なんとかチャンスを手に入れた。私は内心ガッツポーズをとっていた。
「わかりました。それでは、今日はここで失礼させていただきます」
はやる気持ちを抑え、最後まで礼儀正しく幽玄の間を出ると、私のお母さん、渡会 緑が待っていた。
「綾乃……あんた、本気なのかい?」
どうやら話を聞いていたらしい。きっと心配してくれているのだろう、だけど、これは私が乗り越えるべき試練。これしきが越えられなくて、誰一人護れようはずもない。だから、私は笑って言える。
「大丈夫だよ、お母さん。何があったって……私は越えるだけなんだよ」
「……あんた、強くなったね」
そう言ったお母さんの顔は、驚きの色に満ちていた。私でさえ自覚できる自己の変化は、他の人の目にはこうも劇的な変化に見えるのかな、と、内心おかしかった。
「銀誓館に行ってよかったと思うよ。大切な人ができた、護るものの大切さを知ったから」
明日の朝は早い。私は久しぶりに使う自分の部屋で、少し早めに就寝した。
――翌朝。渡会の修練用の服に着替え、約束の場所、仙宮の前に私はいた。
仙宮。渡会家を継ぐ人たちが最後の試練を受けるためだけに作られた洞窟。そこだけ、空気の色が違うような、そんな印象を受け、自然、緊迫する私の額には汗が浮かんだ。ややあって、お母さんがおばあさまをひきつれてやってきた。そこで私は、なぜだか違和感を感じた。もっとも、その正体に気づくことはその時はまだできなかったのだけれど。
「さて……綾乃や、今一度問う。この試練は最悪、命を落すやもしれん。お前に、その覚悟はあるか?」
覚悟。その言葉は重い。覚悟とは責任だ。私は、この覚悟一つ決めれば私を取り巻くすべての人に責任を持たなければならない。けど。
「もちろんです、おばあさま。私に、迷いはありません」
「うむ、ならば、まずは一人で仙宮に入りんさい。追って、試練は始まる」
「……はい」
何が起きるのか、相手は人か、はたまた自然か。さまざまな思いが頭をよぎる中、私は仙宮の中へと入って行った。
仙宮の中は、植物に満ち溢れていた。
巨大なドーム状の空洞、その中にうっそうと森が茂っていた。――と。
「――ッ!?」
不意に飛んできた何かの気配を察知して、ギリギリでそれをかわす。もう試練は始まっていたのだ。
「――起動(イグニッション)!」
起動と同時に、白燐蟲の加護を受ける。体が白燐蟲に包まれ、力があふれ出る。あふれる力が体中に奔流したころ、まるでそれを待っていたかのように、全方位から一斉に黒い影が私めがけて飛んできた。
「ッ!? こ……のおっ!」
白燐奏甲弾を地面に向けて放つ。地面を穿つその爆風で私を狙う影のすべてをたたき落とす。地面に落ちたそれは、忍者の使う手裏剣や、クナイの類のものであった。
「誰か……いる!?」
気取られたと察したのか、さっきとは打って変わって明らかな殺気がひしひしと感じられる。そしてそれは、数秒の硬直のあと、私に向かって来た。
とっさに詠唱兵器の箒を構え、それを受ける。殺気の主の顔が目の前にある、それは、信じたくない光景だった。
「お……かあ、さん?」
「綾乃……」
数合の打ち合いの末、互いに距離をとる。目の前の光景に私はひどく当惑した。忍者服を身にまとった目の前の女性はお母さんで、そのお母さんが私の試練の相手だなんて。
「なんで、お母さんが?」
聞かずにはいられなかった。きっと、聞いたとしても何かが変わるはずもないのに。
「これは、私にとっても試練なの、綾乃。私にとっては、慈悲を持つことなく、大切な物のために他を排する覚悟を問われる試練……渡会の名を継ぐための試練なのよ」
一度で二人に試練を課すなんて……老獪、といったところか。その計略にはもはや舌を巻くしかない。
「娘だからと言って、手加減はしないわ。綾乃、貴女は言った。大切な人を護る力が欲しいと。それならば、ここで選択なさい。その大切な人のために、他の全てを排することができるか否かを!」
言葉と同時に、黒い影となって私を攻め立てる。防戦一方だった。
――選択。他のすべてを排してでも護るための選択。
「ふん……バカバカしい」
刹那、場の時が止まった。
「……なんだって?綾乃」
「バカバカしいと言ったの。大切な物のために、他を排する?私が欲するのは、そんな力じゃない!私が欲しいのは、災厄から全てが護れる力、取捨選択が必要な半端な力なら必要ないの!」
力がみなぎる、相手が親だからって、負ける気など微塵もない。周囲が地響きにあふれ、木が私のまわりを浮く。そうして、合図一つでそれらは標的のもとへと飛んでゆく。
――森王の槍!
標的を穿つ巨木が次々と突き刺さる。少しの静寂。全て目標を掠める程度にとどめられた槍に囲まれた母の姿がそこにあった、これで、終幕だ。
「私の、負けのようね。全てを護る、か。詭弁のように聞こえるけど……貴女はまだ若いもの、自分が納得するまで、やってみなさい」
「うん、ありがとう……ごめんね、お母さん」
半刻ほどして、仙宮から出た私たちを現当主は刀二本を携えて待っていた。
「綾乃の勝ちのようやんね」
「はい、彼女の理想は危うく、移ろいやすいもの。しかし、そこには確固たる意志があります。その理想のため、刀を継ぐ資格は十分にございました」
お母さんが返答する。そうして頷いた祖母が、私に刀を差し出した。
「うむ。……では綾乃よ、これを受け取りなさい」
差し出された刀を受けとる。重い。これは刀そのものの重さか、はたまた、受け継いだ責任の重さか。
「さて……最後に、一つ、綾乃、その刃は護ることも、傷つけることもできる。誰がための剣か、何のための刃か……常に忘れないでね?」
「……はい、お母さん」
それから何時間経っただろう、激闘の疲れもなんのその、その日の夜には、私は銀誓館に戻っていた。
渡会の家宝は、今このイグニッションカードに確かに刻まれている。それは、私に預けられた責任をも刻んでいる。
誰がための剣、何のための刃。手に入れた緑の光を、私は絶対使いこなしてみせる。
――全てを、護るために。
綾乃はいつもはぼんやりしてどことなく抜けているような子ではありますが、芯はしっかりしてる子です。戦争を通じて、護る力の大切さを痛感してでの今回の帰郷となったわけですが、新たな武器を手にした彼女には新たな苦悩も付きまといます。某結社の道場スレで稽古させていただいてるんですが、実は毎晩毎夜、秘伝書で竹刀両手に頑張っているのです。まあ、それが実るよう、私が早くGT開いてあげないとなのですがね…………善処します。
私は、森の中を一人、黙々と歩いていた。明りは持っていない。長年親しんできた植物たちが私を奥へ導いてくれるから、そんなものは必要ない。
やがて、人の住む家が放つ明かりが見えた。帰ってきたのだ、渡会の屋敷に。
私の家は代々ヤドリギ使いの力を継承し続けている能力者の家系だ。自然を知り、自然と共に生きる。家を囲む周囲の森も、私達にとっては家族のようなものだ。
「――で、なんしに帰ってきよったんね」
幽玄の間――渡会家当主の部屋で、現当主であり私の祖母、渡会 志乃は出会いがしらにそう言い放った。
その眼光は老いてなお鋭く、老練ぶりがうかがい知れる。この人と対峙するにはいつも勇気が必要だった。そして今も。私は平静を装いながら、わざわざ一カ月ぶりに舞い戻ってきたわけを話す。
「この渡会家の家宝――『音無』『雲切』をいただきたく参上しました、おばあさま」
刹那。渡会の当主はその眼光をひときわ鋭くし、私にさらなる威圧を向けた。
「綾乃、おんしゃ本気で言うとんか?まさか、おんしゃもあの異端者、渡会 成柾と同じ道を歩みたいと言うんか!?」
場を支配するほどの威圧。怖い。だが、ここで引き下がるわけにはいかない。私の決心は、そんなにヤワなものなんかじゃないんだ。
「お言葉ですがおばあさま、13代前渡会家当主成柾様は、歴代のどの当主よりも強大な力の持ち主だったと聞きます。私は、先の戦争を通じ、自らの力不足を恥じました。だからこそ、欲しいのです。渡会の誰よりも強い力を。これから先、襲い来る災厄から大切な人を護るために。それに、私はその力の欠片をもう手にしている」
言って、懐から一冊の本を取り出す。成柾が著したという自らの剣術の秘伝が書かれた本。きっとこの人なら、これを見ればこちらの意図は理解できるはず、後は目の前の当主がどんな判断を下すか。
「……おんしゃの言いたいことはわかった。じゃが綾乃よ、強大すぎる力は自己の破滅すらまねかねん。それに耐えうる覚悟はあるか?」
「……はい」
「ならば、明日の朝、仙宮まできんしゃい。試練を与えよう。……おんしゃには、ちと早いかもわからんが」
――よし、なんとかチャンスを手に入れた。私は内心ガッツポーズをとっていた。
「わかりました。それでは、今日はここで失礼させていただきます」
はやる気持ちを抑え、最後まで礼儀正しく幽玄の間を出ると、私のお母さん、渡会 緑が待っていた。
「綾乃……あんた、本気なのかい?」
どうやら話を聞いていたらしい。きっと心配してくれているのだろう、だけど、これは私が乗り越えるべき試練。これしきが越えられなくて、誰一人護れようはずもない。だから、私は笑って言える。
「大丈夫だよ、お母さん。何があったって……私は越えるだけなんだよ」
「……あんた、強くなったね」
そう言ったお母さんの顔は、驚きの色に満ちていた。私でさえ自覚できる自己の変化は、他の人の目にはこうも劇的な変化に見えるのかな、と、内心おかしかった。
「銀誓館に行ってよかったと思うよ。大切な人ができた、護るものの大切さを知ったから」
明日の朝は早い。私は久しぶりに使う自分の部屋で、少し早めに就寝した。
――翌朝。渡会の修練用の服に着替え、約束の場所、仙宮の前に私はいた。
仙宮。渡会家を継ぐ人たちが最後の試練を受けるためだけに作られた洞窟。そこだけ、空気の色が違うような、そんな印象を受け、自然、緊迫する私の額には汗が浮かんだ。ややあって、お母さんがおばあさまをひきつれてやってきた。そこで私は、なぜだか違和感を感じた。もっとも、その正体に気づくことはその時はまだできなかったのだけれど。
「さて……綾乃や、今一度問う。この試練は最悪、命を落すやもしれん。お前に、その覚悟はあるか?」
覚悟。その言葉は重い。覚悟とは責任だ。私は、この覚悟一つ決めれば私を取り巻くすべての人に責任を持たなければならない。けど。
「もちろんです、おばあさま。私に、迷いはありません」
「うむ、ならば、まずは一人で仙宮に入りんさい。追って、試練は始まる」
「……はい」
何が起きるのか、相手は人か、はたまた自然か。さまざまな思いが頭をよぎる中、私は仙宮の中へと入って行った。
仙宮の中は、植物に満ち溢れていた。
巨大なドーム状の空洞、その中にうっそうと森が茂っていた。――と。
「――ッ!?」
不意に飛んできた何かの気配を察知して、ギリギリでそれをかわす。もう試練は始まっていたのだ。
「――起動(イグニッション)!」
起動と同時に、白燐蟲の加護を受ける。体が白燐蟲に包まれ、力があふれ出る。あふれる力が体中に奔流したころ、まるでそれを待っていたかのように、全方位から一斉に黒い影が私めがけて飛んできた。
「ッ!? こ……のおっ!」
白燐奏甲弾を地面に向けて放つ。地面を穿つその爆風で私を狙う影のすべてをたたき落とす。地面に落ちたそれは、忍者の使う手裏剣や、クナイの類のものであった。
「誰か……いる!?」
気取られたと察したのか、さっきとは打って変わって明らかな殺気がひしひしと感じられる。そしてそれは、数秒の硬直のあと、私に向かって来た。
とっさに詠唱兵器の箒を構え、それを受ける。殺気の主の顔が目の前にある、それは、信じたくない光景だった。
「お……かあ、さん?」
「綾乃……」
数合の打ち合いの末、互いに距離をとる。目の前の光景に私はひどく当惑した。忍者服を身にまとった目の前の女性はお母さんで、そのお母さんが私の試練の相手だなんて。
「なんで、お母さんが?」
聞かずにはいられなかった。きっと、聞いたとしても何かが変わるはずもないのに。
「これは、私にとっても試練なの、綾乃。私にとっては、慈悲を持つことなく、大切な物のために他を排する覚悟を問われる試練……渡会の名を継ぐための試練なのよ」
一度で二人に試練を課すなんて……老獪、といったところか。その計略にはもはや舌を巻くしかない。
「娘だからと言って、手加減はしないわ。綾乃、貴女は言った。大切な人を護る力が欲しいと。それならば、ここで選択なさい。その大切な人のために、他の全てを排することができるか否かを!」
言葉と同時に、黒い影となって私を攻め立てる。防戦一方だった。
――選択。他のすべてを排してでも護るための選択。
「ふん……バカバカしい」
刹那、場の時が止まった。
「……なんだって?綾乃」
「バカバカしいと言ったの。大切な物のために、他を排する?私が欲するのは、そんな力じゃない!私が欲しいのは、災厄から全てが護れる力、取捨選択が必要な半端な力なら必要ないの!」
力がみなぎる、相手が親だからって、負ける気など微塵もない。周囲が地響きにあふれ、木が私のまわりを浮く。そうして、合図一つでそれらは標的のもとへと飛んでゆく。
――森王の槍!
標的を穿つ巨木が次々と突き刺さる。少しの静寂。全て目標を掠める程度にとどめられた槍に囲まれた母の姿がそこにあった、これで、終幕だ。
「私の、負けのようね。全てを護る、か。詭弁のように聞こえるけど……貴女はまだ若いもの、自分が納得するまで、やってみなさい」
「うん、ありがとう……ごめんね、お母さん」
半刻ほどして、仙宮から出た私たちを現当主は刀二本を携えて待っていた。
「綾乃の勝ちのようやんね」
「はい、彼女の理想は危うく、移ろいやすいもの。しかし、そこには確固たる意志があります。その理想のため、刀を継ぐ資格は十分にございました」
お母さんが返答する。そうして頷いた祖母が、私に刀を差し出した。
「うむ。……では綾乃よ、これを受け取りなさい」
差し出された刀を受けとる。重い。これは刀そのものの重さか、はたまた、受け継いだ責任の重さか。
「さて……最後に、一つ、綾乃、その刃は護ることも、傷つけることもできる。誰がための剣か、何のための刃か……常に忘れないでね?」
「……はい、お母さん」
それから何時間経っただろう、激闘の疲れもなんのその、その日の夜には、私は銀誓館に戻っていた。
渡会の家宝は、今このイグニッションカードに確かに刻まれている。それは、私に預けられた責任をも刻んでいる。
誰がための剣、何のための刃。手に入れた緑の光を、私は絶対使いこなしてみせる。
――全てを、護るために。
綾乃はいつもはぼんやりしてどことなく抜けているような子ではありますが、芯はしっかりしてる子です。戦争を通じて、護る力の大切さを痛感してでの今回の帰郷となったわけですが、新たな武器を手にした彼女には新たな苦悩も付きまといます。某結社の道場スレで稽古させていただいてるんですが、実は毎晩毎夜、秘伝書で竹刀両手に頑張っているのです。まあ、それが実るよう、私が早くGT開いてあげないとなのですがね…………善処します。
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