昨日のベスプレでの一件について。今回は朔望と綾乃の二人だけでお話し。

朔：……さて、綾乃。何か言いたいことはあるか？

　…………。

朔：言いたいことがわからんでもなかったが、ちと感情的になりすぎてたんじゃないか？森にいたあの頃のお前に戻りたいのか？

　……そんなわけ、ないよ……。でも、我慢、できなかったんだもん……。

朔：やれやれ……まぁ、嘉凪さん方も気にしないって言ってたし、私も正直同じことなって我慢できるか言われたら多分できないな。ただな、綾乃。素に戻ったら、お前も苦しかろう。感情を抑えるのは集団生活の基本だし、もっと考えなさい。

　……はい。ゴメンね、朔望さん。

朔：お前の気持ちはわかってるつもりだから、な。だが、色々なもんがきっかけになって最近ちょっとタガが外れてるかもしれないね？

　うー、気をつけます。

朔：ん、よろしい。

　昨晩もまた、過ぎたことを言ってしまいまして、申し訳ないです。綾乃さんに元気が戻ったのは、朔望も、綾乃も大変喜んでいます。昨晩、光と影の話をしたように、綾乃にもまだお話ししていないことが少しだけあります。綾乃が話せるようになった時、優しく受け止めていただけたら幸いです。

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